2000.07.29 南アルプス南部(テント泊・登山)


会社の夏休みを利用して、南アルプスを6泊7日(うちアプローチ・ロッジ泊1日)で
南アルプス南部を縦走してきた。

実際に、歩いたルート。
線が切れているところはGPS衛星の受信が悪かったところである。
赤:2日目
緑:3日目
青:4日目
黄:5日目
桃:6日目


今回のルートの断面図。
累積標高差は7000mを超えた。


今回のルートの鳥瞰図(カシミールにて合成)。

《第1日目》
この日は、アプローチのみ。
畑薙第一ダムまで、車では入りそこから
東海フォレストの送迎バスにて椹島へ。


椹(さわら)島ロッジにて。

椹島ロッジに宿泊。
非常に快適なロッジであった。

《第2日目》
いよいよ、入山。曇り後雨のあいにくの天気である。
この日は、千枚小屋までの標高差1500mの登り。5日分の食料が、重い。


樹林帯の中、ひたすら高度を稼ぐnaru。

登山道は非常によく整備されており
結構楽に昼頃、千枚小屋に着いた。


テン場に、一番乗りであった。


霧雨の千枚小屋。

6:00椹島ロッジ-7:50小石下-10:10蕨段-11:00駒鳥池-12:05千枚小屋

《第3日目》
この日は、いよいよ東岳(悪沢岳)そして赤石岳に登る。
今朝は天気もよく、期待に胸膨らむ。


東岳への登りからの赤石岳。山頂は残念ながら雲の中。
さすがは赤石、この時期まだ雪渓が確認できる。


遠くに、富士山が見えてきた。


東岳山頂到着。残念ながらガスの中。
今回山行での最高所。

次は、いよいよ赤石岳である。


赤石岳に向かって、歩き始めると
ガスが晴れ、赤石岳が顔を出した。


荒川・中岳。


中岳へ向けて歩くito。気分は最高である。。


同じくnaru。


ちょっと雲が多いが、南ア・北部が一望できた。


東岳(左ピーク)を振り返る。遠くに富士山も見える。


中岳から赤石岳に向けて一面のお花畑を下る。


下から見上げるとこんな感じ。


荒川・前岳。ピーク左側の荒川大崩落地が確認できる。


途中、雷鳥の親子に遭遇。写真は、雷鳥の雛。


とりあえず、小赤石岳に到着。
残念ながら、ガスの中。

ガスが晴れることを祈りながら、赤石岳山頂に向けて出発。


赤石岳山頂にて。残念ながらガスの中。


赤石岳を振り返る。名が示すように本当に赤い岩(石)だらけであった。

4:55千枚小屋-5:40/50千枚岳-7:05/13東岳(悪沢岳)-8:05/13荒川中岳非難小屋-
8:27/29前岳-9:19/38荒川小屋-10:12大聖寺平-11:12小赤石岳-11:41/12:23赤石岳-
13:33百間平-14:25百間洞山の家

《第4日目》
この日は、いよいよ聖岳を越える。しかも茶臼小屋までの長丁場。
しかし、天気は昨晩から雨が振り続いていた。。


雨の中の出発。
気分はかなり憂鬱。


しかし稜線に出た頃、ガスが晴れてきた。


笠雲に埋もれる聖岳。悪天の兆し?
この頃には、朝の雨が信じられないくらいの青空が広がっていた。


中盛丸山を振り返る。
面白い名前そして形である。


聖岳隣の兎岳。
結構、かっこいい山である。


この日は、朝雨が降っていたためか、空気が澄んでいた。
隣の中央アルプス、そして遠く北アルプスまで見えた。
(写真では、分かりつらいのが残念である)


兎岳山頂到着。


いよいよ、聖岳である。
聖岳は、雄大でかっこいい山である。


赤石岳もきれいに見えていた。


聖岳山頂から富士山。


同じく、聖岳山頂から赤石岳。


赤石岳をバックに記念撮影のnaru。


聖岳を振り返る。
こちら(南側)から見てもかっこいい山である。

昼前、聖平小屋到着。
疲れなし時間ありで、予定通り茶臼小屋に向けて出発。


上河内岳山頂にて。
残念ながら、またしてもガスの中。




上河内岳からの展望(カシミールにて合成)
本来なら、歩いたルートが一望できるはずであった。

5:00百間洞山の家-6:30中盛丸山-8:05/10兎岳-9:55/10:10聖岳-10:50小聖岳-
11:50/12:00聖平小屋-14:15/20上河内岳-13:53お花畑-15:30茶臼小屋

《第5日目》
本日は、縦走路最後の光岳まで行って、戻ってくる行程。


茶臼岳からのご来光。


山頂にて記念撮影。


本日のルートが一望できた。


ようやっと、光岳(右ピーク)が近づいてきた。
左ピークがイザルヶ岳。


センジヶ原到着。光小屋が見えてきた。


光岳山頂に到着。
樹林帯のさえない山頂である。

来た道を戻る途中、雨が振り出した。
この日の夕方は、ひどい夕立であった。

4:38茶臼小屋-5:00/15茶臼岳-6:00希望峰-7:08易老岳-7:58三吉平-9:13光岳-
10:00/10イザルヶ岳-10:50三吉平-11:50易老岳-13:00希望峰-13:32茶臼岳-13:55茶臼小屋

《第6日目》
ついに、下山の日がきてしまった。
畑薙第一ダムに向けて、いざ下山開始。


茶臼小屋からのご来光。
雲一つない、晴天である。


朝日に染まる茶臼小屋。


全長182mの畑薙大吊橋に到着。

後は、林道を歩き。

5:00茶臼小屋-5:27樺段-5:40水呑場-6:18/31横窪沢小屋-6:53中の段-7:22ウソッコ沢小屋-
8:10ヤレヤレ峠-8:30畑薙大吊橋-9:05沼平ゲート-9:20畑薙第一ダム

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