2001.3.10 守門-大岳(日帰り・テレマーク)
前から行ってみたかった守門・大岳に行ってきた。
登る前夜に小出インターに着いたが、猛吹雪。
で、朝起きるとまたまたも吹雪。
さすがに、諦め半分でコンビニで朝食を取っていると、雪が止んで天候が回復してきた。
しかし、猛烈なラッセルが予想された。
ま、行ける所まで行ってみることにした。
結果、山頂まであと標高差200m残し時間切れ。
とにかく、激しいラッセルであった。
しかし、その分楽しい滑走も楽しめた。
今回のルート図。
二分の除雪終点から大岳途中までのピストンコース。
断面図。
終点から、雪壁を登ってツアー開始。
しばらくは、林道を進む。
先行者が数名おり、トレースをたどる。
途中、1名の先行者はツェルトを張ってストップ。
残る男女2名の先行者に追いつく。
以後、この先行者と交代でひたすらラッセルで進む。
大分高度を上げてきた。
小屋まであと30分くらいのところで疲れきって、
取り合えず昼食タイム。
昼食を取っていると男4名が通過していった。
彼らにラッセルを期待したが・・・・
期待はずれであった。
昼食後、再びスタート。
ガスが晴れ、山頂が見えた。まだまだ、遠い。
守門・大岳。
保久礼小屋到着。雪の積もり方が尋常でない。
みんな、小屋の中で休憩しており、出てくる気配なし。
仕方なく、またラッセルで登っていく。
しばらくすると、はじめの男女2名が登ってきた。
ラッセル交代。ItoもNaruも汗だく。
このあたりは尾根もちょっと痩せている。
しばらくして、広い樹林に。
この頃には、ちょっと青空が広がった。
気持ちのよい樹林である。
帰りが楽しみ。
しかし、この頃にはそろそろ時間との勝負。
いつの時点で登るのやめて戻るか。
とりあえず、山頂が見えるところまで。
もうすぐ、樹林を抜けるはずと進む。
木の間から山頂が見えた。
ま、とりあえず、樹林帯を抜けるまで。と登り続ける。
樹林を抜けて、大斜面が広がった。
ま、とりあえずもう少し。
樹林限界から登ってきたルート。
ずいぶん、山奥まできたものである。
しばらく、無立ち木の大斜面を登っていくと
ガスが広がってきた。また、日が陰り雪がクラストし始めた。
時間も午後2時半。
うちらはとりあえず、ここまで。山頂は次回の楽しみに。
ガスの中、山頂を目指す二人。
この後、雪もどんどんクラストしていった。
大丈夫であったろうか。ちょっと心配。
とりあえず、うちらはこの大斜面を滑走する。
滑走準備するNaru。
やったー、登り5時間。苦労した甲斐があった。最高の斜面。
雪もまだまだ、最高!
大斜面を滑るIto。
樹林を楽しむIto。最高です。
あっという間に、保久礼小屋到着。
ここからは、シールを付けてちょっと上り返し。
この後、雪がバリバリにクラストしてきた。
上部のいい斜面、クラスト前に滑れて本当によかった。
無事、上り口近くの橋に到着。
除雪終点まではあとわずか。
無事、ツアー終了。
山頂を踏むことはできなかったが、上部の無立ち木の大斜面、
樹林と最高に楽しい滑走を楽しめた。
それに、登り途中でオコジョを見ることもできた。
最高のツアーであった。
ただ、ItoもNaruも疲労困憊、ラッセルもパウダーも満腹というわけで,
明日のツアーは中止。のんびり休養を取ることにした。
9:30除雪終了地点-11:40/12:20長峰-12:40保久礼小屋-14:20/14:40標高1240m付近(滑走開始)
-15:15保久礼小屋-15:35長峰-16:10除雪終了地点