2001.5.13 針ノ木岳(日帰り・テレマーク)
快晴のもと、針ノ木岳に行ってきた。
メンバー:manabe氏、O田嬢、Ito&naruの4名。
ルート図。
針ノ木雪渓からマヤクボ沢をつめ稜線まで。
断面図。
扇沢の駐車場で落ち合い、準備をする。
はじめは、雪の無い登山道を歩く。
本日は、絶好のツアー日和である。
夏道を離れ、沢を渡って沢の左側を行く。
ようやく、針ノ木雪渓の全貌が見えて、山頂が見えた。
沢の対岸に大沢小屋。
ひたすら、担ぎで稜線を目指す。
すると突然、小熊が現れた。
親熊が近くにいるのではと、冷や冷やしたが、
どうやら、親とはぐれてしまったようだ。
ただ、いつ親が現るか分からないので、早々に逃げる。
まもなく、マヤクボ沢との出合い。
どちらに行くか悩んだ結果、より山頂に近いマヤクボ沢方面に進む。
爺方面をバックにひたすら登る。
休んでいると、先程の小熊がスキーヤーと一緒に登ってきて
我々に、まとわりつく。
まだ、歯も生え揃っていない子供である。
おそらく、親とはぐれてこの先、生きていけないであろう。
この先、疲労の激しいO田嬢を残し、残りの3名で稜線を目指す。
稜線への最後の登り。
無事稜線到着。最高の展望である。
稜線からのパノラマ。
本当は、山頂へ行きたかったが、
この先、急な雪壁を登らなくていけず危ないので断念した。
どこかのガイドツアーの団体が山頂を目指す。
見ていても危なっかしい感じ。ザイルを出していた。
稜線からの滑り。最高の瞬間である。左:Naru、右:manabe氏。
O田嬢と合流し、後はひたすら登った雪渓を滑る.
無事、滑走終了。
Itoの板、石を踏んで、ソールがはげてしまった。
最後は、スキーを担いで林道を歩いて終了。
○おまけ
manabe氏の改造リンケン。
プレートを切って、雪が溜まるのを防止しているそうだ。
7:30扇沢-8:30大沢小屋-10:20出合-12:25/12:40山頂直下
-13:45出合-14:20大沢小屋-15:00扇沢